好きなアーティストのライブチケットを取ろうとして、ふと思ったんですよ。
「…あれ? ライブってなんでどこもかしこも『約2時間』なんだろ?」って。
別に法律で「コンサートは2時間にしなさい」って決まってるわけじゃないですよね。
だったら、例えば「90分にしてチケット代を7,000円に安くする」とか、「1日2回公演にする」とかしても良くない?って一瞬思っちゃったわけです。
(チケット代が最近上がってるし、遅くなったら困る日、早めに帰りたい日もあるじゃないですか…!)
で、気になったら夜も眠れなくなるタイプなので、ちょっと裏事情を調べてみました。
そしたら「あ、これ安易に短くしたり回数を増やしたりできないわ…」と、めちゃくちゃ納得する理由が見つかりました。
今回はその「ライブが2時間になるワケ」を、分かりやすくまとめてみました!
人間と会場の「限界」がちょうど2時間だった
まず1つ目の理由は、シンプルに「人間と会場の限界」です。
想像してみてほしいんですが、映画館で2時間座って映画を観るだけでも、最後の方はちょっと腰が痛くなったり「あ、トイレ行きたいかも…」ってなったりしませんか?
ライブって、ファン側は立ちっぱなしで手を振ったり跳ねたりしてるわけですね。
人間の集中力や体力が心地よく持続する限界って、実は90分〜2時間らしいです。
さらに、会場(ホールやアリーナ)側にも「夜の10時までに完全撤収!」みたいな近隣への音のルール(音止め)があります。
19時に開演して、アンコールまでやって、お客さんを安全に外に出すとなると…やっぱり「公演自体は2時間」が一番キレイに収まる黄金比のようです。
ハロプロアイドルは1日2回やるのに、なぜ他はやらないの?
ここでひとつの疑問が浮かびます。
「でもさ、ハロプロのアイドルって、昼公演と夜公演で『1日2回』やってるよね?」と。
これ、調べてみたら会場のレンタル代の仕組みが大きく関係してました。
コンサート会場って、半日だけ借りるよりも「朝から夜まで1日貸し切り」で借りることが多いです。
1日分の会場代を払うなら、1回より2回公演をやった方が1回あたりの会場コストが抑えられて、運営的にもめちゃくちゃお得なんですよね。
(例えるなら、カラオケのフリータイムで入ったのに、たった2時間で帰ったらもったいないみたいな感じ笑)
「じゃあ全アーティストが1日2回やればいいじゃん!」って思いますよね?自分も思いました。
でも、これができない決定的な理由が、ありました。
それは「ボーカルの声帯と体力」。
アイドルは大人数で歌を分担できますが、バンドのボーカルやソロ歌手はそれができません。
1日2公演(=計4時間以上)フルパワーで歌ったら、声帯にダメージが残ります。喉は替えが効くパーツじゃないですからね…。
(アイドルが激しく踊りながら歌っているのも、それはすごいことです。)

時間を減らしてもチケット代は安くならない裏事情
「じゃあ、1日1公演でいいから、時間を90分にしてチケット代安くするのはどう?」
とも思うわけですが、これには世知辛い大人の事情がありました。
ライブを開催するのって、家を建てるのに似ています。
大きなステージを組んで、照明や音響の機材を運んで、スタッフさんを何十人も呼んで…という「準備のコスト(固定費)」は、公演時間が2時間だろうが90分だろうが、ほぼ同じだけかかります。
時間を25%削ったからといって、制作費が25%安くなるわけではない。
だから「時間を短くしてチケット代を安くする」というのは、主催者側からすると赤字のリスクが一気に跳ね上がる事になっちゃうわけです。
しかも、遠くから交通費と時間をかけてやってくるファンにすれば「せっかく来たのに90分で終わっちゃった…」とちょっと物足りなく感じるかもしれません。
まとめ
というわけで、ライブがだいたい「2時間」に落ち着いている理由をまとめるとこんな感じでした。
- 人間の集中力・体力の限界が2時間くらい
- 1日2公演できるのは、大人数グループなどの特殊な強みがあるから
- 時間を短くしても設営費やスタッフ代は安くならない
「もうちょっと安く観たいな〜」なんて軽く考えていましたが、調べてみるとアーティストの喉を守りつつ、会場費やスタッフの人件費をトントンにして、ファンも一番満足できる着地点が「2時間」だったんだなぁと納得しました。
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